- お勧めします!“口閉じテープ健康法”
- 投稿者:黒岩医院 院長 黒岩 達
毎晩、寝る前の儀式、 ”トイレ ” ”歯磨き ” ”口閉じテープ ”
ちょっと、マヌケな、その姿。
約3年間続けていますが、起床時の喉の感じ、カゼ引くことも少なくなり、それなりの効果を実感しています。
たくさん飲んだその夜は、しばしば、大イビキ、翌朝、のどはガラガラ。
これと同様に、花粉症の2~4月には毎朝、のどはイガイガ。
のどの違和感は、のど風邪の始まり・・・・・
40歳の頃、突然の花粉症に見舞われ、以来毎年の定期便として花粉症に苦しめられています。
喉、鼻は病気の入り口。
特に、朝、起床時に喉の違和感を感じていました。
”喉の乾燥対策、潤い作戦 ” として、
○保湿性のマスク
○スポット加湿器(加湿器の顔、口周囲への重点使用)
○鼻腔拡張テープ(ブリーズ・ライトRなど)
を試みました。
●保湿性マスク:コスト面、うっとうしさ、朝まで装用続けていること皆無。
●スポット加湿器:2~4月の花粉症の季節には寒くて、寒くて。
●鼻腔拡張テープ:粘着力が強いため、連日の使用で鼻の皮が剥げる。
いずれも、コストと効果の面から、帯に短し,襷に長し、で連続使用は不可能。
究極の ”口閉じテープ ”
口を開いている→口呼吸→いびき→喉の乾燥・違和感→喉カゼの始まり
対策:口を閉じる(鼻の通りを確保する必要あり)
医療用のテープには、たくさんの種類があります。
色、材質、伸縮性・非伸縮性、通気性・防水性、粘着力の違うもの、皮膚のかぶれを起こしにくいもの、用途に応じた、各種テープがあります。
この中から、粘着力と肌にダメージを与えにくいものをチョイス。
電気工事などに用いる、ビニール・テープも粘着力、肌負けの少なさ、価格などの点からおすすめです。
寝る前の儀式、トイレ、洗面、肌の手入れ、歯磨きなど
すべての仕上げに”口閉じテープ ”(洗面所に常備)
私の場合、口の周りを良くふき取って、(テープのくっつきを良くするため)
幅:2.5cm 、長さ:3.0cm の事前にカットしたテープを1枚、口の中央に 縦に貼ります。(口の中央部分だけを封印する感じ)
このときテープの粘着部が唇の粘膜に触れないようにします。
唇の粘膜部分(口紅を塗る部分)に貼り付けると、テープを剥ぎ取るときに、粘膜を一緒に剥ぎ取り、傷つけます。
★★特に、医療用のテープは時間とともに、 粘着力が強くなる性質があるから要注意。
☆ 私の場合、花粉症時期や鼻づまりがある時には、 鼻づまり治療薬(鼻通りが良くなる薬)を併用します。
”テープの付着率 ”:朝までくっついている割合
密封して、貼り付けるわけではないので、約60 %、3日に1度は朝には剥ぎ取れています。
しかし、効果は十分。
寝ているうちに、息苦しかったのか、無意識に取っているようです、でも睡眠時間の半分程度はくっついているようで、朝は快調です。
また、息苦しければ取る、取れる、このことは、安全に利用できる証明でもあります。
口閉じテープを始めて、調べてみると、市販の専用テープがありました、1日40~50円と、毎日の使用には、かなり高価なものです。
また、これらのテープは、以前からアナウンサー・声楽家・芸能人など、特に喉を大切にする人たちに多く利用されているようです。
専用テープでなくても、安価な医療用テープやビニール・テープで十分です、簡単・安価な ” 口閉じテープ ”で毎朝、喉は快調、オマケに、危険が一杯といわれる、”口呼吸 ”の予防にもなります。
テープがついている限り、イビキも掻きません。
ちょっとマヌケな姿になりますが、寝ている間のこと、お試しください。
なお、口ひげの人はテープがくっつかないので、この方法は難しいようです。
鼻づまりのひどい人は、耳鼻咽喉科にご相談ください。
”口閉じテープ ”の使用は、テープの選択と使用法を間違わない限り、全く危険はありません、しかし想定外の事故も考慮して、幼小児については、行わないでください。
平成23年5月25日
今日も”口閉じテープ ”実践中
黒岩医院 黒岩 達